教育機関を充実させることを重視しました

今日の日本は、諸外国と比較しても、進んだ技術を保持しています。確かに、ほかのアジアの国々についても、安い労働力によって、工業分野が成長しています。しかし、それらの国々の工業分野ですら、日本の工作技術がなければ、成り立たない面が大きいのです。そうした日本も、昔は先に産業革命が起こった国々から、技術を学んだ時期がありました。とくに、明治の初期というのは、そうした技術を学ぶことが、急務だったのです。そこで日本は、まず教育機関を充実させることを、重視しましたので、大学を設置するようにしました。当時の日本は、外国との条約の条件の影響もありまして、国家の財政はそれほど豊かではありません。その厳しい国家の財政状況のなかで、まず大学を設置することから、始めようとしたのです。すなわち、当時の日本というのは、未来の成長のために教育が大切であると、認識していたのです。そうした努力の結果として、大学を卒業した人材が、実際に日本を支えるようになりました。